いろは
今回はアニメ「エヴァンゲリオン」とキリスト教が由来になっているという都市伝説が語られていますが、それは本当なのでしょうか?
エリカ
いろは
簡単なキリスト教の成り立ちを知ることでもっと理解が深まります!
【やさしい高校倫理】第7回 キリスト教の隣人愛や黄金律をわかりやすく解説(1)エヴァンゲリオンとは
まず、そもそもタイトルのエヴァンゲリオンとは、どういう意味なのでしょうか。
エヴァンゲリオン(Evangelion)とは、日本語では「福音」と訳します。福音はイエスが説いたという「良い知らせ」を表す意味合いがある単語ですので、題名からしてキリスト教と密接に関わっていることがわかります。
使徒
「使徒」とは、NERV(ネルフ)本部のある第3新東京市に襲来する、謎の生命体の呼称である。他の使徒と連携することはなく、必ず単体で襲来する。なお、人類も第18使徒=リリンであるが、単純に使徒と呼ぶ場合は人類と敵対するアダム系使徒を指している場合が多い。全18種。なお、各使徒の名前は人類が勝手につけたものだとされる。
キリスト教はイエスという人物が始めた宗教です。そのイエスには、自分の福音を伝える弟子が12人おり、彼らが十二使徒と呼ばれていました。
いろは
アダム
第1使徒。南極で発見されセカンドインパクトを引き起こしたとされる光の巨人。名前の由来は、最初の人間であるとされる。第3 – 17使徒を生み出した「生命の源」であり、生命の実を得た存在。それ故、アダムより生み出された第3 – 17使徒にはその力が継承されている。
人類の起源とされているアダムは、旧約聖書に出てくる人物でイヴと共に神の教えに逆らい禁断の果実を食べてしまったとされています。
アダムとイヴが神に背いてしまったので、その子孫である我々人間は生まれながらにして罪を背負っているという「原罪」という考えがキリスト教には存在します。上記の関連記事でも詳しく扱っています。
ただし、キリスト教における第一使徒はペテロという人物であり、人類の祖先である「アダム」は使徒として数えられていません
ただキリスト教を丸パクリするのではなく、旧約聖書の内容も盛り込んでいるようですね。
いろは
ロンギヌスの槍
槍でその先端は二股に分かリリスの胸部に突き刺さっていた巨大な螺旋状のれているが、投擲されるとねじれて細長い槍となって対象を貫く。また、アンチATフィールドを発生・増幅することで対象の展開しているATフィールドを無効化し、破壊することもできる。さらにその描写から自動追尾機能も備えている可能性もある。
キリストは、十字架の磔の刑により死刑になったことは有名な話です。
イエスが磔になったあと、その死を確認するためにイエスの脇腹に槍を突き刺したと言われています。
そこで使った槍がこのロンギヌスの槍です
この槍を突き刺した兵士がロンギヌスという名前であり、ここからロンギヌスの槍という名前がついたという説が一番有力です。
まとめ
結論:エヴァンゲリオンとキリスト教はとても深く関係している
以上の解説から、エヴァンゲリオンとキリスト教が密接に関係しているということが分かると思います。
ですが、キリスト教(新約聖書)の話や単語をそのまま流用するのではなく、旧約聖書の話を織り交ぜていたりして一つの作品を作り上げているのがわかりました。
どちらにせよ、宗教からインスピレーションを得ているのは間違えない事実でしょう。
宗教を学ぶことで「エヴァンゲリオン」が更に面白く思えるかもしれませんね。
エリカ
いろは
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それではまた。
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