いろは
この記事は前回の「キリスト教をわかりやすく解説(1)」の続編になります。
学習効率を上げるために、まずは前回の復習をすることをオススメします!
エリカ
それでは、キリスト教の続きをやさしく解説していきますね。
いろは
神の国
イエスは、人々が隣人愛を実践することで神の国が実現すると述べました。
イエスが「その神の国というのはいつ訪れるのですか?」と聞かれると、「神の国はあなたがたの心の中にある」と答えたと言われています。
キリスト教における神の国とは、目に見えるものではなく、精神的なものであるということですね。
律法主義の批判
誰でも愛することを説いていたイエスですが、ユダヤ教の律法主義を批判していました。
ユダヤ教と律法主義については以下の記事をどうぞ!
【やさしい高校倫理】第6回 ユダヤ教やモーセの十戒についてわかりやすく解説律法主義によって、人々考えが固まってきてしまうことを嫌いました。
形式的に律法を守ることだけを重んじるよりも、神の愛を実践することが大切だと述べたのです。
ここがユダヤ教とキリスト教の違いであり、テストでは狙われやすいので注意したいですね。
エリカ
いろは
十字架
イエスがキリスト教を広めて回っている際に、彼は「自分は神の子」であると言っていました。
このことはユダヤ教にとっては都合がとても悪い話でした。
なぜなら、ユダヤ教ではヤハウェだけが神様であると信じられているからです。
その結果、イエスは捕らえられて十字架に架けられることになります。
この十字架は、イエスが犠牲となることで人類の罪を償ったと言われており、今では十字架がキリスト教のシンボルにもなっています。
エリカ
贖罪
読み方は「しょくざい」です。
エリカ
いろは
イエスが十字架にかけられて死刑になったことで、人類の罪を解放したと言われています。このことを難しく言うと贖罪という単語になります。
ロンギヌスの槍
テストには出ませんが、エヴァンゲリオン関連の話として少し触れてみます。
十字架の刑にかけられたイエスが亡くなったことを確認するために、イエスの脇に槍を突き刺したと言われています。この槍が「ロンギヌスの槍」と呼ばれています。
キリストの復活
聖典である新約聖書によると、イエスは死刑後3日後に復活したとされています。
この復活を記念したのが日本ではあまり馴染みがありませんが、イースターというお祭りです。
使徒
イエスの福音を伝えるための人のことで、イエスは12人の弟子を選んだと言われており、彼らは十二使徒と言われています。
ペテロ
イエスの最初の弟子であり、十二使徒の一人です。ローマへの布教の途中で殉職しています。
パウロ
いろは
パウロはもともとキリスト教が嫌いなユダヤ教徒でした。彼は復活したイエスに出会ったことにとても感銘を受けてキリスト教に回心したと言われています。
今日のまとめ
今日のまとめです。以下の単語を見て内容が思い出せるかどうかの確認をしてみてくださいね。
- 神の国
- 律法主義批判
- 十字架
- 贖罪
- キリストの復活
- 使徒
- ペテロ
- パウロ
- 回心
いかがだったでしょうか?
エリカ
いろは
これらの内容があいまいな場合はまた別な日にこの記事を見てみてくださいね。
これでイエスの復活までが勉強できました。
次は以降のキリスト教の歴史を学んでいきましょう。
お疲れ様でした。
それではまた。
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